暑い日が続きますね。
ベランダに置いてある洗濯機に
ハトが寝ていたので追い払おうとしたら、
ハトの逆襲にあいベランダが羽だらけです。
長尾 惇平です。
「東日本大震災」後、日本国内において
「節約」「節電」ブームが巻き起こっております。
更に、「福島第一原発」のニュースは毎日報道され、
「原子力発電」は国を挙げての大問題になってきています。
しかし、長尾惇平は腑に落ちない点があります。
それは
「本当に想定外の出来事であったのか」
という事です。
放射性廃棄物の地層処分のCM（プルサーマル計画）を
見たことがあるのですが、
地層処分というのは地下300m以上堀り
地震や火山の影響も受けず、
地下水に漏れ出さない場所でなくてはならない
と聞きました。
原子力発電を行う事で生み出される放射性廃棄物は
無毒化されるまで10万年かかると言われています。
10万年ですよ。
10万年もの間、地下施設に埋めてしまい
その施設がいっぱいになれば穴を塞ぎ
永遠に封印するそうです。
フィンランドのONKALO（この話は映画化もされてます）がその例です。
世界的に見ても放射性廃棄物の処理方法は
難しい事が伺えます。
これほどまでに危険な物を
津波でどうしようありませんって事になりますか？？
ってことです。
何故原子力発電しなければならないのか。
いつまで原子力発電を利用し、
そのリスクはどれほどのものなのか。
何故、脱原子力発電なのか。
その影響で何が起こるのか。
何故15％節電なのか。
その根拠は？
考えてないから「想定外」なんです。
なんて言い出したら自分も考えも無しに
「原発」「脱原発」「節電」って口走ってる気がします。
「とりあえず脱原発！危ないし！」「とりあえず節電！みんなやってるし！」
（これも非常に大切！とりあえずやること！）
という社会の風習は、次に起こる事態が
「想定外」になってしまう気がします。
ただ、今のまま行けば納得のいかないまま
電気料金が上がる事は目に見えています。
皆さんは「想定内」ですか？
「立ち上がろう日本！」だとしたら（もうこんなCMも流れなくなりましたが…）
「立ち上がる方法を考えよう日本！」です。
では、 また来週。
長尾 惇平
