秋日和の野原が七草で飾られる季節となりました。
いかがお過ごしでしょうか。畑中です。
「家庭内の騒音」と聞いて何を思い浮かべますか？
そ
・
れ
・
は
…。
「いびき」です。
今回より「いびき」について興味深い記事があったので紹介していきます。
「いびき」って周りの人が迷惑するだけでなく、ほったらかしにしていると、血液の酸欠状態が続き、様々な合併症を引き起こして、突然死を引き起こすことも十分にあり得るという、自分自身にも窮地に追い込まれる可能性がある困ったちゃんなんです。
まずは、いびきとは何やねんということから入りましょう。
いびきをかいている人の様子をみてください。
『ぐぁ～、ごぉ～、ぐぁ～、ごぉ～』と、呼吸に合わせて規則正しく音が聞こえてきます。
もし空気がスムーズに流れていれば、音なんか聞こえないのです。
いびきは、空気の通り道（気道）が狭くなったために、呼吸の際に気道の壁が震えている音なんです。
つまり、呼吸がしづらくなっている証拠なのです。
気道が狭くなる原因は、生まれつきの骨格の影響が大きく、顎が小さい人は舌が顎の中に入りきらずに持ち上がってしまうため、空気の通り道が狭くなるのです。
そういう人が眠るために横になると、重力で舌や軟口蓋（上あごの奥の軟らかい部分）が気道の方に下がってきます。
そしてぐっすり眠り込むと気道周囲の筋肉が緩み、さらに舌が下がるため、もともと狭い気道がさらに狭くなったところを空気が通ることで、呼吸のたびに気道壁が震えて、いびきをかくのです。
いびきがうるさいと周りの人には迷惑だが、眠っている本人には音は聞こえないので、まったく気になりません。
しかし、いびきの本質的な問題は、気道が狭まり、ひどくなるとついには呼吸が止まり、全身に十分な酸素が行き渡らなくなることなんです。
もちろん、いびきをかく人すべてが、呼吸ができなくなっているわけではないので、多少狭くはなっても、空気が十分に行き来していれば大丈夫です。
では、「ヤバいいびき」はどうやって見分ければいいのだろうか。
っというところで、次回へ続く。
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