酔いやすさは、その日の体調によっても大きく左右されるのだ。
その一つが、女性の月経周期だ。
一般に、排卵後から月経中にかけては、体全般の機能が低下しがちである。
アルコールを代謝する力も弱くなるので、いつもと同じ量を飲んでも酔いやすくなるぞ。
また、排卵後は、ホルモンの作用でイライラや抑うつ感、やる気が起きないなど、精神的に不安定な症状を起こす人も少なくない。
抑うつ感を振り払おうと、ついつい普段よりお酒の量が増えてしまいがちなことも、悪酔いや二日酔いを助長する原因になるぞ。
できるだけ月経中の飲酒は控えめにしたい。
このほか、男女問わず、睡眠不足や、風邪などで体調不良の時も、アルコールを代謝する力が弱くなり、酔いやすく、二日酔いになりやすいので注意が必要だ。
ストレス解消のためにお酒を飲むという人も多いが、そういった精神状態のときには深酒してしまいがちになるだろう。
そんなときこそ、適量で早めに切り上げるのが肝心だ。