はや一年の締めくくりの月を迎え、皆様には諸事ご多用のことと存じます。
いかがお過ごしでしょうか。畑中です。
世間では、様々な健康法が飛び回っておりますが、その通りにするのはなかなか難しいもんです。
そこで、私自身が他のどんな方法よりもプラス効果がめっちゃ高い「究極の健康法」と考えているのが「睡眠」です。
っというのも最近、睡眠中に脳の掃除が行われているということがわかりました。
言ってみれば、睡眠は脳に夜間清掃スタッフを送り込み、彼らが、日中に脳細胞の間にたまった有害なたんぱく質を除去してくれるということです。
わかりやすく例えると「食器洗浄機」のようなものといいましょうか。
どんなずぼらな人でも汚れた皿に食べ物をのせようとはせえへんでしょ。
だったら、なぜ人は、脳を掃除しないまま終日使おうとするんでしょうか。
マウスの実験では、マウスが眠ると脳細胞が縮んで、脳脊髄液が流れる空間が大きくなり、これによって、蓄積した有害物質が文字通り洗い流されるということです。
この有害物質はアルツハイマー病にも関連がある物質だそうで、認知症の予防と治療を大きく進展させるかもしれない研究成果です。
繰り返しますが、この老廃物や有害物質の洗い流しは睡眠中にのみ生じるのです。
起きてるときも少しずつでええから掃除しといてぇなって思いますが、無茶言うたらあきません。
脳にも使えるエネルギーに限界があるわって言うてます。
目覚めて周囲を認識しているか、眠って掃除をしているか、どっちか一つしかできひんねん!って言うてます。
ほな、寝不足が続いて脳の清掃時間が短かったらどないなるんでしょうか…。
めっちゃ やばいことになるんですわ…。
あぁ~怖っ…。
また来週!