はや一年の締めくくりの月を迎え、皆様には諸事ご多用のことと存じます。
いかがお過ごしでしょうか。畑中です。
「飲酒後の入浴は危険でっせぃ!! 」シリーズの2回目です。
皆さん。
お風呂は好きですが？
お酒は好きですか？
「どっちも好きやねん」という方は注意が必要です。
長く浴槽に浸かっていると血圧が下がります。
その状態で突然立ち上がろうとすると、通常は血管が収縮して血圧を保とうとするのですが、高齢になると血圧が維持できなくなり、頭に血が十分に回らず、気を失って倒れてしまうことがあります。
意識を失って倒れた場所がお湯を張った浴槽だとしたら…。
考えただけでもチビリもんです！
まだ、ご家族と一緒にお住まいの方であれば、「どないしたんやっ」って見に来てもらえるかもしれません。
一人暮らしのあなた…。
誰も来ませんで…。
どないしますのん…。
考えただけでももっとチビリもんです！
さらに、「飲酒後」＋「寒い季節」の入浴ではさらに危険レベルが上がります。
これだけ飲酒後の寒い時期の入浴は危険ですよって言うても
「風呂に入らな一日が終わらへんやないかい」という人も居てはるでしょう。
そこまで言うんやったら
入浴するのはアルコールが代謝され、アルコールの影響がなくなった後にしてください！
アルコールが体内から消えるまでには、体重60kgの成人男性の場合、純アルコール20g（ビール中びん1本、日本酒1合）で約3～4時間かかるといわれてます。
そこまで待ちなさいということです。
それでもなお、なるべく早くさっぱりしたいという人には、「ぬるめのシャワー」で手を打ちませんか。
ぬるめのシャワーであれば、湯船に浸かるより体の負担が少なくなります。
日本人は湯船につかる習慣があるため、他国に比べて圧倒的に湯船での事故が多いそうです。
海外では一般的な、シャワーという選択肢を忘れがちですが、シャワーなら倒れても打撲程度で、大事に至る可能性はずっと低くなります。
今後、飲酒後にお風呂に入りたくなったら、シャワーを選択するようにしましょう。
もちろん、冬場は脱衣所や浴室を暖めて温度差をできるだけなくするのを忘れたらあきませんよ！
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