生い茂る若葉も緑濃く、生気満ち溢れる時節となりました。
いかがお過ごしでしょうか。畑中です。
皆さん！
鼻水出てますか！
っということで鼻水シリーズです。
鼻水は、普段から体を守るために働いてくれています。
そこで、前回臭わせていた１日に分泌される量ですが…。
なんと…。
約1.5リットル！でございます。
えぇ～！
あのペットボトルのでかい方とおなじやん！
これが鼻粘膜の表面をまんべんなく覆って湿り気を保ち、吸い込まれた異物を取り除いてくれています。
「えぇ～！そんなに出てる気しぃひんけど」と思いますが、通常は鼻水の大半はのどの奥へじゅるじゅると流れこみ、唾液などと一緒に胃へ飲み込まれておるのです。ｵｴｯ。
ただラーメンなどを熱いもんを食べて、湯気を吸い込んだときには一時的に量が増えるので、鼻水たらりと外にあふれるわけです。
さらに風邪や花粉症になると、鼻水の量が飛躍的に増えてきます。
これは、大量の花粉やウイルス感染といった刺激によって、炎症反応が起きるためで、これはヤバいぞっと異変を感知した白血球などの免疫細胞が鼻粘膜に集まり、「ヒスタミン」という物質などを放出させます。
この刺激で鼻水の分泌量が急激に増加するのです。
同時に粘膜が腫れて鼻腔が狭くなるので、鼻詰まりも起きてしまいます。
鼻水で細菌や花粉を洗い流し、“通路”を狭めてこれ以上の侵入をブロックする人体の防御反応の一環ですね。
細菌や花粉を追い出すのも鼻水やし、暑さ寒さから粘膜を守るのも鼻水。
実は、体のために頑張っているのです。
人体の作用…。恐るべし…。
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